専門薬剤師とは

2008年より専門薬剤師制度がスタートしました。近年は医療技術の進歩が著しく、医師の世界では、特定の分野におけるキスパートも次から次へと登場しています。どの分野にもまんべんなく対応できる医師は重宝しますが、今後は特定の疾患には「この医師」という風潮が高まることが予想されます。

このことと同様、医師の負担を減らす、医療面でのエキスパートが必要であるとの考えから、専門薬剤師という制度が発足しました。これまで、薬剤師は、医師が発行した処方箋に従って、間違いなく調剤できることを求められていました。現在でも、薬剤師として正確に調剤できることは大切な要素です。

しかし、現在は高度医療の時代で先端治療法もどんどん考え出されています。 現在は医薬分業が進み、薬に関することは薬剤師に任せるという傾向にあります。高度医療分野でも同様、薬剤師としてのエキスパートが求められています。

医療技術の進歩に従って、新薬も次々と開発されています。これまでは、薬剤師は処方せんを見たうえで調剤するという受身の形での仕事でした、しかし、将来的には、これに加えて、専門分野で活躍できる薬剤師が必要です。

医療の最先端において、医師と対等に会話ができ、先端医療に携わることができる薬剤師が求められているということは、薬剤師にとっても理想的な環境ではないでしょうか。頑張りによってワンランク上の業務に付ける可能性があることで、モチベーションも高まることでしょう。

次に専門薬剤師のタイプについて紹介します。 現時点では、がん専門薬剤師、感染制御専門薬剤師、精神科専門薬剤師、妊婦・授乳婦専門薬剤師、HIV感染症専門薬剤師が有名で、これらは日本病院薬剤師会の認定を受けています。 その他、日本禁煙学会が認定する認定専門指導者、日本静脈経腸栄養学会認定の栄養サポート専門薬剤師などもあります。

現在、あちこちの団体でそれぞれ独自の専門薬剤師がいます。今後は、混乱を避けるためにも、専門薬剤師の統一機関の設立が求められています。

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